2017年11月19日日曜日

油分

「歳をとった」と感じたのは先日行ったラーメン屋でのことだった。
オススメされた「牛すじまぜ麺」を注文し、運ばれてきた物をかっこむ。
しかし、食べられない。
牛すじに関わらず、肉の脂は好物であったはずだ。
それにも関わらず、半分食べたところで牛すじが全く喉を通らなくなった。
頭で考えていた自分の年齢と、本当の身体の年齢が一致した瞬間であった。
その衝撃たるや。

しかし、油物というのは美味い。
今日は犬山のクラフト祭りに後輩の演奏がてらデートとしけこんだ。
とりあえず串カツを4本買う。
焼きそば、カレー、フランクフルト、メンチカツ、試食の豆、みかんアイス、二度目の串カツ、甘酒とひたすら食べる食べる食べる。
中でもここの串カツはたまらなく美味い。
毎年欠かさず食べまくり、毎年欠かさず胸焼けをする。

今年は美味しいデザートを後輩に教わった。
「あげパンソフト」
目の前でお姉さんがコッペパンを油に突っ込む。
カリカリジュワジュワになったパンに、ソフトクリームを挟み込む。
揚げ物と甘味(しかも冷たい)が合わさった、「魔の食べ物」誕生だった。
味は申し分なく美味しく、ウキウキで食べ切り、油物とアイスの組み合わせに抜群にお腹を壊し、帰りの電車で苦しんだ。また食べたい。

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