2017年3月20日月曜日

SING, SING, SING


映画「SING」見て来ました。
三連休の最終日に激しく混んだ映画館で。

予告でグルーとミニオンズが登場して怪盗グルー最新作の予告をやってくれました。字幕でSING見に来たんですが、グルーの声は吹き替えでしっかり鶴瓶がしゃべってました。
(願わくば、ここも字幕が良かったな)

肝心のSING、面白かったです!
イルミネーションの前作、ペットよりも自分にハマりました。

友情あり、親子の愛あり、ハチャメチャなアクシデントやらなんやらで、イルミネーション!!!って感じがやっぱ気持ちいいです。スルッと飲み込めるエンターテイメントはやっぱりイルミネーション!!!


SINGの世界ではズートピアと同じく、動物たちが人間のように生活をしています。この点で前作のペットとは違うわけです(ペットもウサギが人間みたいな動きしてたけど)

ファンタジーでとやかく言うのは野暮だと分かった上で言うと、やっぱり姿形(サイズ)が違う生き物達が共に暮らしてる世界を見ると、「インフラ大変そう……」と考えがちです。

まず冒頭すぐに出勤風景があるんですが、みんなそれぞれ仕事に向かい動物達が階段を登って、その階段に付けられた水路を魚が登って出勤して、川ではクジラが尾を振りながら移動していく……

動物達が平等に仕事をするためには水路とそれぞれのサイズにあったドアや設備が必要になりそうですね。(小さい動物は割と頑張って大きい動物に合わせてる感じがするけど)

食べ物はたぶんズートピアと同じく昆虫を原料としてるんでしょう。(熊がネズミ食べようとしてたから食べれなくもないみたいですが)

ズートピアが「動物間で秘められて来た偏見や差別意識」みたいなのを主題の一つにしてるのに対して、SINGの世界では小さいからと言って舐められたり、肉食だからと言って迫害されたりはしてないみたいです。

ペット同じく、「小さいけど性悪凶悪」なキャラクターは今回も健在です。そういやズートピアのMr.Bigはどうやって熊を統治してるんだろ。自分としては彼はトガリネズミだと思っています。

ただSINGの世界でもやっぱりサイズによる違いはあって、それは無くせない違いな訳です。そんな中でコンテストが行われる、小さい動物から大きな動物まで(カタツムリから象まで)みんながコンテストを受けに来る。
いくらサイズが違っても、マイクを通せば、音響を通せば、みんな歌を届けられる。
歌の力ではどんな動物でも平等になる。
SINGはそこがなんだが自分の中でストンと、しっくりと、映画の主題ではないかもしれませんが、馴染んだところです。

(カタツムリは小さいのに、カメレオンはコアラより大きいやんけ!!)