2017年12月17日日曜日

休日の成果

今日は休日であった。
休日というのは不思議なもので、ゆっくりしようと思った時に限って予定が入って来て、何か行動しようと思った時に限って何もしないうちに夜が来る。

とりあえず前の記事で宣言したように、朝は7時のアラームで目が覚めた。
何も用事がないのに7時から目覚めるとは、なんと自分を褒めようか。
これは規則正しい生活への第一歩だと心の中で勝利のポーズを取る。
そうしながら布団の中でアラームを止め、Twitterを開く。

その瞬間、僕は時空を飛んだ。
原因は分からないが、何か時空の裂け目に巻き込まれたか、布団の温もりに巻き込まれたのだと考えられる。
気がつくと時計は8時を回っていた。半分くらい回っていた。

このままでは再び裂け目に巻き込まれかねないため、急いで布団を抜け出す。暖かい布団が別れの寂しさからか、へたへたと崩れ落ちる。後ろ髪を引かれる思いとはこういう時に使うのだろう。
リビングに行く。ちょうど出かけるところだった母に窓の結露を取る仕事を託される。
その前に何か空き腹に入れようと思ったところ、机の上に3本入りのみたらし団子が1本だけ残されていた。昨日見た時は2本だったが、僕が1本食べた後に確認したら、残り1本に減っていた。「朝まで残っていたので食べても良いだろう」と推理して、最後の1本を食べる。
辛い思いも特にないのに(強いて言えば布団への回帰願望だけ)、団子が喉をなかなか通らなかったので冷蔵庫にあったゼロカロリーコーラで流し込む。
こういう時にゼロカロリーコーラは液体なので便利である。みんなも冷蔵庫に一本常備しておくと急な窒息死の危機にも対応できる。

団子が喉元を過ぎたので、熱いシャワーを浴びる。
適当な服を着て、適当に読みたい本を持って外に出た。
家を出ようか迷っていると、どんどん外出しようという思いが減衰していく。それを恐れ、特に用事もないのに家を出た。
しかし困った。特に用事がない。
仕方がないので、なんとなく栄に向かう。
別に栄に用事もなかったため、なんとなく久屋大通で降り、改札の目の前にあるロッテリアでコーヒーを注文した。
ちびちびとブレンドを飲みながら、持ってきた本をぺらぺらとする。
すぐ近くにあったので『食べる人類誌』を持ってきた。
時々思い出したように紙にメモをして、またぺらぺらを続けていく。

そんなこんなで時間が経ち、お昼が近くなったためだろうか、気がつくと異国の言葉を話す人々に僕の席が取り囲まれていた。
昼時にコーヒーで長居するのも申し訳ないと思い、本を閉じカバンにしまう。
さて、行くあてもない。仕方ないからブックオフに向かった。

ブックオフでは本を一冊も手に取らず、ずっと中古家電と中古玩具を見ていた。
「こうなってくると、ブックオフだかリサイクルショップだか分からんな」と思ったが、そういえば自分はリサイクルショップが大好きだったと思い出した。
よくわからないボードゲームがあったので買ってみる。
『Ultimate Golf』というゲームで、グーグルしたが日本語のレビューは見つからなかった。リサイクルショップはこういう宝探し感があって良い。
こうして家によく分からないものが増えていく。

荷物が重くなったので一度帰宅。
YouTubeを見たり本を読んだりカレーを食べたりしてるうちに夕方になる。
彼女から仕事終了の連絡を受け、再び栄に向かう。
僕は人の服選びを大喜利だと思っている節があり、あれこれ着てるのを見ては色々なものにたとえて楽しんだ(寒中水泳の後の人、弥生人)

その後、スカイルの上のレストランを初めて訪れ、唐揚げを食べ過ぎて口の中を火傷した。急いで食べるから火傷するのだが、急がないと冷めるため、食事とは火傷前提の行為だ。ポテトチップスも食べすぎると口の中が荒れるが、口の中に入れないとポテトチップスを食べられないので、これも口が荒れる前提の行為である。
食とはハイリスク・ハイリターンである。
食によって肥満になったり火傷したり口が荒れたりする一方で、食べれば美味い。

食べたら眠くなったのでほどほどに解散して、地下鉄に乗った。
そして今こんな文章を書いているのだが、そろそろまた時空の裂け目に飲み込まれそうなので、今日はこれくらいで筆を置きたいと思う。

久々(初?)に日記っぽい記事となった。

0 件のコメント:

コメントを投稿