2017年12月7日木曜日

モーガンフリーマン

自分と違う国の人を見分けるのは難しい。
特にアジアを離れると非常に困難になる。
お陰でクリス・タッカーとウィル・スミスの区別がつかない。
ジャッキー・チェンと一緒にいないとクリス・タッカーだと判断できないので、今後ジャッキー・チェンとウィル・スミスが共演したらどうしようかと悩んでいる。
そんな中(エディ・マーフィーも分からないのだが)で唯一分かるのがモーガン・フリーマンである。

モーガン・フリーマンが映画でどんな活躍を見せているかについては、あまり詳しくない。恥ずかしながら、『ショーシャンクの空に』も『ディープ・インパクト』も観たことがない。唯一『ハイ・クライムズ』だけはなぜか観ている。面白かった。

そんな僕がモーガン・フリーマンを毎週見るようになったのが、NHKでやっている『モーガン・フリーマン 時空を超えて』という番組である。
みなさんご存知だと説明が楽なのだが、もしかすると知らない人がいるかもしれないので、説明しておく。
これは「神は存在するか」「この世界は現実なのか」と言ったテーマに関する先進的な物理学や化学・生物学の科学研究を紹介する番組で、非常に面白いので毎回録画して夕食の時に観ている。
最近観た回の中では(録画なので少し前だが)、菌を操って椅子を作る話が面白かった。

その番組で毎回欠かさず僕が注目している部分がある。
番組はモーガン・フリーマンによるその回のテーマの紹介から始まる。
一連の流れを説明すると、
「私たちは普段○○と思って暮らしています。○○は××であると。しかし、本当にそうなのでしょうか。実はそのことに意義を唱え、それを証明しようと研究をする研究者がいます」のような導入から大抵の回は始まる。

そして「△△大学の▷▷学者▲▲は▶︎▶︎について研究をしています」といって研究者のVTRが始まるのだが、その二つの間に必ず挟まる話がある。

それは「私は子供の頃、よく□□をしていました」というモーガン・フリーマンのエピソードで、それがテーマにきれいに沿ってVTRへと繋がっていく。
これを観るたびに思うのだが、一体どれだけモーガン・フリーマンは子供の頃のエピソードが多いのだ。毎回毎回、テーマに沿った話がぽんぽん出てくるのだから相当である。
もしかすると、それだけエピソードの多い人間だからこそ、モーガン・フリーマンは名優たれたのかもしれない。
僕もエピソードの多い生活を送り、名優たりたいところではあるが、最近は「カバンの中でみかんが潰れた」くらいしか人に話す話題がないので、今回はここで筆を置きたい。

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