2017年12月26日火曜日

僕らが苦手な集団作業

クリスマスが終わって今年もあと僅か。いかがお過ごしだろうか。
僕は今日も今日とて大掃除である。

物の山を整理し、崩していくのは楽しい、というのは昨日の記事に書いた。
それ以外もみんなでわいわいと作業をするのは楽しいものだ。
学園祭の準備から感動要素を抜いた感じだ。楽しくないはずがない。

ただそれは「仕事がある場合」に限られる。
人数の関係上、どうしても全員分の仕事がない時間も生じてくる。
みんなが掃除をしている中で、一人だけ手持ち無沙汰というのも何か気まずい。
そんな訳もあって、皆が皆、我先にと作業についていく。
一方で僕らのような「やれと言えばやるが、別に率先してやりたくもない」存在、具体的に言えば、普段はクラスの隅に座っていて、文化祭では特に仕事を割り振られることもなく、かと言ってぼーっとしていたら、運動部などにサボっていることを責められるような、そんな存在は仕事を取り逃がす。

かと言って周りをぶらぶらしていれば、皆の目が痛いし、サボってどこかへ行っていれば仕事をしていなかったのがバレてしまう。

そういった事態を避けるために、用もなく部屋を行ったり来たりしたり、階段を駆け足で上ったり下ったり、といったルーチンに邁進する事となる。
まるで人生である。
深い意味はない。

大体、みんな急いで取り掛かるほど仕事熱心ならば、仕事を譲った僕には感謝こそすれ、非難するのはおかしい。全く筋が通らないではないか。
などと、いう思いをぐっと飲み込み、今日も一生懸命に階段を上り下りしている。

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没入

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