2018年2月3日土曜日

視線の行方

いつもと同じ道をいつもと同じくらいの時間に歩いて大学へ向かう。
そんな毎日を送っているのは僕だけではないだろう。

しかし、どうも刺激が足りなくないだろうか。
ぼーっと自動運転で自分を目的地に運べるのは楽だが、どうも飽きてしまった。
せっかくなので何か新しいことでもして、日々の繰り返しに刺激を生活に潤いを。

ちょっと駅に行くまでの道を変えてみようか。
多少の変更ならば問題ないかもしれないが、あまりに道を変えると迷いそうな気がする(僕は駅の目と鼻の先に住んでいるので問題ないが)
これで遅刻でもしたら何だか悔しい。

じゃあいつもと違う時間に出てみようか。
しかし、10分やら30分やら早く出たところで朝は朝。
いつもの時間より早く家を出るリーマンがいるだけだ。
リーマンの顔が変わってもさほど面白くない。
どうせみんな同じような顔をしているのだし。

ということで、なかなか上手く変更を加えられない皆様に一つのアドバイスをしたい。
そのために今日の記事は書かれていると言っても過言ではない。

それは「視線」である。
意識していないが、だいたいいつも同じような場所ばかり見ているのが人間だ。
前をぼーっと見ているか、うつむいて顔に陰を作っているか。
ここは視線をちょっと変えてみよう。

ではどこを向けばいいか。
僕がオススメするのは「上」である。
真上、右上、左上といったところだ。

普段歩く道を思い出して欲しい。
右上を見た時の屋根の庇を覚えているだろうか。
左上を見た時の電線のたるみに気づいてるだろうか。
真上を見た時の空の広さが目に入ったことはあるか。

意外と見えていないのが上である。

そして「普段の光景に見えていない部分がある」という実感を得られれば、自然とそういう部分を探し始めるのも人間だ。
ただの通学を宝探しに昇華する、そんな裏技である。
ワザップに投稿しておきたい。

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