2018年2月15日木曜日

修論発表会

今日は同期の修論発表・審査会だった。
残念ながら(?)僕が修論を書けるのはもう数年を要する。

守秘義務の誓約書にサインをしたので研究内容については言及できない。
もしバラしてしまったら、僕の体は実験に使われてしまう。
たぶんそういう誓約書なのだ。

これからジャーナル投稿に向けてまとめられていくデータだ。
ジャーナル投稿しなければ研究成果が認められない。
いつでも研究を他人に取られる危険があるのだ。

だが、審査会の様子は紹介出来るのでしてみよう。

まず修論の内容を発表する。これが10分である。
「なるほど大学院生ともなると10分間で研究を紹介出来るのか」
と思われるだろうが、それが出来ないから、僕らも研究内容を理解出来ない。

それでも念入りに準備はしてきているから、背景から実験内容、結論までを早足で説明する。しかし、やはり僕らはあまり準備してきていない(事前に要旨は配られているのだが)ので、なかなか頭に入ってこない。

だが、教員にもなるとさすがである。
というか、特に教員陣は「審査」を行う必要があるからちゃんと理解しなくてはならない。
こうして質問パートに突入する。
発表時間は10分だったが、この質問パートは15分もある。

教授を中心に4名の教員が質問をしていく。
自分の研究室の学生に質問をすることが多いのだが、どちらかと言えば同じ研究室の教員から鋭い質問が飛んでくる。

いつも不思議に思うのだが、そんな根源的な質問なら、もっと前に言ってくれれば良いのではないか。わざわざ隠し持ってなくてもいい気がしてならない。

特に博士課程後期に進む学生にはキツい質問が飛んでくる。
前に立つとやはり上がるのか、質問に対する答えが質問に対する答えになっていない。

自分がいつかここに立つかどうか分からないが、まぁその時までには堂々と発表出来るだろう。甘い予想をして同期を送り出した。

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