2018年2月3日土曜日

あむーるじゅてーむぼなむーる

名古屋にチョコの祭りが3つある。
栄三越で開催されるサロン・ドゥ・ショコラ。
栄松坂屋で開催されるショコラ・プロムナード。

そして名古屋高島屋で開催されるアムール・ドゥ・ショコラである。
今年も去年に続いてアムール・ドゥ・ショコラに美味しいチョコ(の試食)を求めて行ってきた。


しかし、いやはや物凄い人の数であった。
ショコラティエのブースがひしめき狭い通路は人の山で埋め尽くされていた。
僕が前進するたびに僕よりも階級が上の女性たちがタックルを決めてくる。
普通に歩く五倍疲れる。

トシ・ヨロイヅカやクラブ・ハリエなどは行列がすごくてとても並んでいられない。
おそらく並ぶと1時間くらいかかる。
だって列の最後尾から店が全く見えないんだもの。
しかも目玉商品は手に入らない。
手に入れるためには、数取券や整理券だからだ。
そしてそれらの券はおそらく始発で名古屋駅に来ないと手に入らない。

ここは潔く行列のあまりない店を中心に見て回る。
行列がなくてもどこも有名なお店だ。
なんか気のいいおじさんがいるなぁ、と思うと有名なパティシエだったりする。気をつけよう。

とにかく物欲しそうな顔をしながら、「へぇ、こういう商品があるんですか」「えっ、試食してもいいんですか?」とわざとらしい態度で色々と試食をいただいていく。
「回ってからまた来ます」とは言うがまた来ることはない。
これは日本人の美しい慎み深さである。

はぁ……どこの試食も美味い……
が、なかなか自分では買うことが出来ない。
どこで買っても美味しいことには違いないのだが、なんとか自分用にちょうどいいチョコが欲しい。何か買わなければただの試食魔になってしまう。

というわけで、賛否両論のチョコを購入した。
ピーカンナッツを和風のチョコでコーティングした逸品だ。
あまりに美味いのでどんどん進んでしまう。
あぁお腹が苦しい。
夜に食べ過ぎるのは心苦しい。
苦しい幸せを甘受しながら今日もカロリーを溜め込むのだ。


P.S.
ミッシェル・ブランの店員さんが全員美人だった。
あそこはいい店だ。

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