2018年1月22日月曜日

カレー

カレーが大好きだ。
というか日本人の95%は夕食がカレーライスだったら嬉しいはずだ。
僕もテンションが上がるので、いつも叫びながら布団に飛び込んでいる。

高校生の頃から自分でカレーライスを作り始めて十年弱たつ。
そうなってくると、こだわりが出てくるような気もするが、相変わらずカレールーを使う日々である。

カレールーはゴールデンカレープレミアムを使う。
他のやつより高い分、香りが良い。
一晩寝かせると香りが飛ぶので早めに食べたいところである。

にんじんと玉ねぎはざく切り。
しっかり玉ねぎを炒めると確かに美味しい気がするが、面倒なときは軽めでも構わない。
じゃがいもは大きめに切ってレンチンしてルーをとかした後に入れる。
じゃがいもが溶けてルーの味がぼやけるのがちょっと嫌なのである。
肉は適当だが、鶏ももが一番楽に美味しい。

カレーを自分で作り始めるきっかけになったのが、高校の図書館にあった水野仁輔の『カレーになりたい!』である。
まずこの水野仁輔という人がただものではない。
近年はカレースターとして活動しているが、関わってきたカレーに関係する書籍の数は100冊を超え、あちこちで出張カレーを作ったり、様々なカレーイベントを企画したり、と日本カレー界の顔とも呼べる人物である。

この『カレーになりたい!』はカレーにのめり込んでいく中で、友人たちに「将来的にどうなりたいのか」と聞かれ、「僕はカレーになりたいんだよ!」と言った、というエピソードから始まる。いい意味で一線を越えてしまっている。

とにかくこの本からは水野仁輔の並々ならないカレー愛がばしばし伝わってきて、僕はその気に障てられてカレーを作り始めた。

水野仁輔の本は何冊か持っているのだが、なかなか実践につながらないのは、1つ2つでも材料を揃えるのが面倒に感じる僕のズボラさ故である。
だが、その中の数点でも活かしてみると確かにカレーが美味しくなった気がする。

もしかすると、自分で手をかけてカレーを作るとより美味しく感じるのかもしれない。
「カレーはルーの箱の裏の作り方で作るのが一番美味しい」と最近Twitterなどで見かけることがあるが、元はといえばこの話を作り出したのも水野仁輔である。
氏がTV番組でやった実験の結果であるのだ。
しかしそれは「万人受けする美味しさ」であり、隠し味や独自の手法を入れることで「その家だけの美味しさ」が作られることもまた事実だ。
と後に水野仁輔は語っている。

一応外でもカレーを食べにいくのだが、困ったことに僕は辛いものが食べられない。
甘口と中辛の中間くらいが一番好きだ。

インドカレーは大体の店は味が似たり寄ったりだが、どこも美味しい。
ちょっとこだわった店だと個性が出てたりする気もする。
なんだかんだバターチキーカレーが一番美味いような気もする。

いわゆる家カレーみたいなカレーだと、何だかんだ言ってsora cafeのカレーが好きだ。
喫茶店のカレーは辛さが選べない事が多く、頼んでみたら辛くて辛い事が多い。

最近はタイカレーも食べたいと思うのだが、少し敷居が高い。
ただココナッツミルクのコクには中毒性があるのか、一度食べると何度でも足を運びたくなる。安いレトルトを買ったらコクが全く無かったのでもう買わない。

カレーうどんだと黒川の鯱乃家が最高なのでぜひ行ってほしい。
「若鯱家」という名前を今の若鯱家に取られた悲しい店である。元祖若鯱家なのだ。

レトルトカレーは味の違いがよく分からないので、いつも70円くらいのショボいカレーを買っている。学食のカレーのような安い味もこれはこれで美味い。
もちろん無印のレトルトカレーは美味いのだが高いからなかなか買えない。
最近はカレーメシにはまってしまって、コンビニでご飯を済ます時は必ずカレーメシにしている。まだ食べてない人は今すぐ食べて欲しい。

ところで今日はカレーの日らしい。
ということで今からカレーメシを買いに行こうと思う。
カレーを食べよう。カレーは薬膳。カレーは人生。

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