2018年1月2日火曜日

2018年 正月

紅白を途中でやめて、Abemaの録画を布団でぬくぬく見ていたらいつの間にか年が明けていた。明けたので寝た。

中高までは友達と近所の寺社仏閣を回っていた。
信心深い日本人ゆえである。巫女さん目当てなどでは決してない。
しかし24にもなると布団が恋しい。


などと2018年の初めから年寄りじみた話から初めて申し訳ない。
こんな年越しであったが、正月は毎年の事ながらハキハキと働かされる羽目になる。

元旦、祖母を連れて家族で大須観音を詣でる。
そういえば元旦とは元日の朝を指すらしく、元旦の朝とは重言だそうだ。
世の中にはそうしたトラップが多くて、少し間違えると急に愚か者に転落するから、一言一句にびくびくしてとても会話が出来ない。沈黙は金とはよく言ったものである。

ちなみに引いた御神籤は去年と同じ番号だった。
今年の運勢は2017年と同じである。ループしている。

初詣の後は祖母の家で揚げ物を運ぶ重要な任務に就く。
祖母くらいの世代だと、普段節約した分をこういう目出度い行事に注ぎがちである。
そのために用意された大量の鶏肉とエビが、次から次へと油に投げ込まれ、そうして出来た大量の揚げ物が机に運ばれていく。
その最後の段階の「運び」を担当するのが僕である。
祖母揚げ物亭のホール担当である。

が、なかなか他の親戚がやってこない。
仕方がないので揚げたてのエビを食べる。
想像以上に身がぷりぷりとしていてなかなか美味だ。
大皿の半分ほど食べたところで親戚がやってきたため、エビフライを勧めたところ、なぜか親戚はエビを二度揚げしに行った。
なるほど、やけにぷりぷりな訳である。急にお腹が心配になってきた。

酒を注ぎ、寿司を食べ、揚げ物を運び、揚げ物を食べる。
そうしているうちに正月は過ぎていく。

将来、僕が(万が一)家庭を築くことがあれば寝正月を家訓にしたいと思う。
正月から駆け回る日々にアディオス。シエスタにこんにちは。

2018年は十分に寝たいと思う。よろしく頼みたい。


追伸 :
従姉妹に男子が産まれたのでお年玉を渡した。
名実ともにおじさんとなっていく自分に焦りを覚える。
子供の名前は覚えられない。おじさんなので。

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