2017年10月31日火曜日

一個飛ばし

「これをやったら通ぶれるのではないか」という手法を密かに一つ持っている。
名付けて「一個飛ばし法」である。

これは至って簡単なメソッドである。
例えば、友人が急に手首から糸を出した時を考えて欲しい。
パーフェクトにインクレディブルな一般ピーポー(パイパンピー)の皆さんは「スパイダーマンかよ!」と浅いツッコミを入れることだろう。
ここは一つ飛ばしの手法を用いて通ぶろう。
この場合、「まるでピーター・パーカーだな」が最適解である。
ついでに語調も合わせてアメリカ映画風にしてある。

このように糸→スパイダーマン→ピーター・パーカーの図式で間を飛ばすことこそが、「一個飛ばし法」の真髄である。
注意すべきは、相手との間に共通の知識があることが前提である点だ。
でないと、「まるでピーター・パーカーだな」「What???」となる危険がある。
「スパイダーマンっていうのはピーターがスパイダースーツを着た姿で……」と説明することになったら悲惨で目も当てられない。僕はよくやる。
相手はおそらく君のことを「話のつまらないクソオタク野郎」だと思うことだろう。僕もよく思われる。

この点にさえ注意すれば、この手法は最強!
マッチョマンには「クラーク・ケント」、金持ちには「ブルース・ウェイン」、ハンマーを振り回す男には「浅野忠信と共演するハリウッドスターは落ち目」と言ってやろう!!
Have a good geek life!!!!

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