2017年10月28日土曜日

予測行動

体力の予測、というのが難しい。
無尽蔵な体力を持つティーンの方々には分からないかもしれないが、20も中頃になってくると、1日を予定で埋められなくなってくる。
第1、第2の大きな予定を入れると、第3の予定をこなせる可能性は大いに低くなる。
「別に予約も約束もしてないし、帰って寝るか……」となりがちである。

今日は朝から栄の丸善本店で開かれていた出版社の出店ブースを見に行くことにしていた。14時からは鶴舞図書館で名古屋ライターの大竹敏之のトークイベントもある。
これが大きなイベントである。

それに加えて、今日は朝から無性に楽器が弾きたい気分でトークイベント後に大学に顔を出したい気持ちがあった。さらに、体調が優れずに延期していた大須の銭湯にも行きたかった。

ここで一つ大きな問題が出てきた。
楽器を持って本屋には行ける。そのままトークイベントにも行けるだろう。
しかし、その二つの間に銭湯には行けるだろうか……いやロッカーには入らないだろう。
トークイベントが終わってから家に帰って楽器を取って……とすると二度手間である。

ここで僕は楽器を持って行くか行かないかで20分ほど悩み、もしトークイベントが2時間以内に終わったら家に楽器を取りに帰り、その足で大学に行こう、と決めた。
つまり楽器を持って行かずに銭湯に行くことを選んだのである。

しかし、丸善で樹林舎の本を買い、栄から大須に向かった僕を待ち受けていたのは「開店13時」という残酷な現実であった。仕方がないからたこ焼きを食べた。

鶴舞でのトークイベントは2時間と言わず1時間半で終わった。大学に行く十分な時間を得た僕は家に帰り、そのまま温かい布団でたっぷりと昼寝をした後にこのブログを書いている。

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